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鷹のようなメガネ Labyrinth Raptor


新しいメガネを購入したので紹介させていただきます。ブログを立ち上げた当初は3本だけだったメガネも、1ヶ月も経たないうちに7本に... さすがにそんなポンポン買うはずもないだろうと思ってはいたのですが知らぬ間にどえらいことになっていました。急激に増えてしまったのでちょっとずつ記事にしていくつもりです。

Labyrinth Raptor
今回のメガネはLabyrinthよりRaptorです。変わった見た目に心奪われてしまい、変なモノ好きとして無視することはできずに気付いた時には購入していました。店頭での試着すら行わずに、ネット上での画像や情報のみを元に買うことを決心して取り寄せてもらったものですから、我ながら博打に出たなという感じです。今では超が付くほどのお気に入りメガネになっているのでまあ結果的には良かったかなと。

Labyrinth

Labyrinthは影郎デザインワークスというメーカーのアイウェアブランドという位置づけです。とは言っても他ブランドを展開しているわけではないのでどちらの名義でも実質同じなんですけどね。個人的にはLabyrinthって呼んでます。公式サイトはこちらから。画像を見てもわかる通り今回買ったメガネは変なデザインなわけですが、基本的にここのブランドは全体的に変わったものばかりです。

Adrenalin
Meltdown
作品名『棘のある人のための眼鏡』
出展:Labyrinth

個人的に好きなものをいくつか載せてみました。特に気に入っているのが最後に載せた『棘のある人のための眼鏡』です。リムから水晶がニョキニョキ生えているようにすら見えるデザインが何とも言えない格好良さと気持ち悪さを孕んでいて引き寄せられるものがあります。手元にあったとして実際に掛けるかどうかはさておき。

日常生活に物理的な支障をきたすようなものまで作っているのがLabyrinth。ブランド全体の特徴としてアシンメトリー(左右非対称)でワイヤーカットや七宝を多用した複雑かつディテールに富んだデザインというのが挙げられます。レンズ形状はオーバルやラウンドといった丸っこいものが多いです。大まかな形状は丸みを帯びていながらも細部の意匠が攻撃的で、全体として上手く調和のとれたデザインという印象です。

一見すると近寄りがたさすら感じる奇抜なデザインばかりなのですが、掛けてみればあら不思議、これが意外と顔になじむんです。小ぶりで女性でも掛けやすいモデルが多い(むしろモデルによっては女性の方が似合う)ため、大人の女性からの評判も良いようです。

Raptor

Raptor
コンパクトなサイズ感でどこか柔らかな印象をも感じさせるメガネが多いLabyrinthにあって、大ぶりで角張ったシェイプのRaptorは少し異質です。少し上ではLabyrinthの特徴として概形は丸っこくて細部に棘を含ませていると書きましたが、Raptorに至ってはそのすべてが棘と言えるでしょう。

全体像はシャープ、細部も奇抜で色もバッチバチに塗り分けられた黒赤という何から何まで個性を出しっぱなしのデザインです。それでも意外と掛けられるんですからメガネって不思議なものです。メガネは傍から見てるだけじゃダメで、掛けてみて初めて分かることがある、そう改めて思わされるような不思議なオーラを放っています。

お値段はフレームのみで34,000円(税別)です。メガネマニアからすればそこまで高いものでもないという感覚なのですが、メガネに縁遠い方や安いもので済ませている方からすれば結構値が張るなと思われることでしょう。

参考程度に言いますと、これくらい凝ったデザインのメガネって大抵フレーム価格が4~5万円くらいするものなので、そう思ったらちょっとお安いってのもわかっていただけるんじゃないでしょうかね。RaptorだけでなくLabyrinthのメガネはほとんどのモデルが3万円台に収まっているので、割と良心的かなと思っています。

カラーリング

テンプル収納時
配色としてはリムの前面とモダンが黒でそれ以外がレッドという具合です。
このブログを書いている3月4日時点では、ホワイト・ブラック&レッド・アンティックグレー・ブラック&ホワイトの計4色が販売されています。いずれのカラーもまだまだ在庫があるので気になる方はぜひお買い求めください。メーカー在庫はこちらから全モデル確認できます。

表記上ではブラック&レッドというカラー名称ではあるのですが、真っ赤なレッドというよりもオレンジに近いので朱色と呼ぶ方がこの色合いをより適切に表現できそうです。メタリックカラーならいざ知らず、絵具をベタ塗りしたような塗装にもかかわらず光の加減で色合いが変化するのが面白いです。明るい場所ではほぼオレンジの鮮やかな発色で、暗くなるにつれてダークレッドのような色合いに変化します。

リムがフルブラックでテンプルのみがレッドというパターンは他でもよく見かけますが、こちらはリムの側面・裏側までもがレッドです。そのため真正面から見るとそこまでなのですが、少し角度を変えるだけで塗り分けが強調されて派手な印象を受けます。

フロント

正面
ブリッジ付近
やはり最も注目すべきはフロントデザインでしょう。Raptorのモデル名から連想されるタカやワシといった猛禽類のイメージをそのままフレームに落とし込んだような形状となっています。曲線と直線の両方で構成された輪郭はエッジが立っておりシャープな印象を受けます。後述するフロントのカーブ具合も相まってスポーツグラスのような仕上がりです。カラーレンズや調光レンズのように色の付いたものを入れてみるのも格好いいかもしれません。

一瞥した程度では気づきにくいですが、よく見るとブリッジ周辺の形状が非対称になっているのもポイントです。上部のぐにゃぐにゃした部分が左右で全く違う形になっていて、下部のカーブに関しても実は若干片方に寄ってるんです(写真ではわかりづらいですが)遊び心があって楽しいデザインです。

ヨロイ付近
レンズサイズが若干大きめな上に両側サイドに向かって伸びるよくわからんでっぱりがあるせいでめっちゃ幅広な見た目になっています。そういった意味ではブリッジのぐにゃぐにゃデザインというよりも色合いとデカさで存在感がかなり演出されているように思います。傍から見たら「えっなにあの目立つメガネ...よく見たら細かいところも変やし」って感じです。まあ実際街に出てもまじまじと見られることなんてまずないのですが。

フロント 上部
フロント サイド
フロント カーブ具合
またフロントカーブが結構強いのも特徴の一つかと思います。フロント両端とブリッジ中央部を比べると前後に1cmほど差があります。スポーツサングラスほどではないにしても通常のメガネに比べるとカーブが強く、顔を包み込むようなかけ心地になっています。前述の謎のでっぱりとこのカーブのせいで、見る角度によっては両端が極端に吊り上がっているようにすら見えますのでキツイ印象を持たれるかもしれません。

余談ですが3枚目のようにレンズを下にしてメガネを置くなんて基本的にはご法度なので絶対にやめてくださいね。写真撮るためにそーーーーーーーーっと静かに置いてるからいいものの、掛け終わってポンと置くときにあんな風にしてたらすぐレンズに傷が入ってしまうんで控えましょう。まあ言われずともわかっていらっしゃるでしょうが。

サイド

右テンプル
左モダン
側面についてはヒンジ付近で特殊な形状に仕上げられており、そこから先はモダンの先端まで細身でスラッとシンプルです。上下に突起がついたような不思議な意匠には奥行きを感じさせる立体感もあります。このデザインは他のモデルでも採用されており、Labyrinthの象徴ともいえるものです。

使っていて気づいたのですが、下の2つの突起の谷間に親指、上の突起を挟むように人差し指と中指といった具合にこの部分を3本指でつまむようにして持つと非常にしっくりとくるんですよね。付け外しするときに謎のフィット感があります。果たして影郎氏はここまで意識して作っているのでしょうか。

クリングス

クリングス
一般的な折れ曲がったクリングスで鼻パッドも汎用的なものなのですが、写真を撮っていて気になったのがクリングスの位置です。このモデル、クリングスがかなり下に付いているんですよね。鼻パッドが完全にレンズの下半分の領域にあるのは珍しいんじゃないでしょうか。

クリングスが低めってことは全体的に上の方に掛けることになるんじゃないかと思いきや、なぜか掛けても普通な位置です。かといっていつもより低い位置で鼻パッドが当たっているのかと言われればそういうわけでもない。まあフィッティングがいいからなんでしょうがちょっと不思議です。

付属品

付属ケース
付属ケース
ケースは特に変わり映えのないスクエアデザインのものにロゴを入れただけのシンプルなものです。Invitation to Another Worldの通りまさに引き込まれてしまいました。その昔サイズ感を考えずに作ったらメガネケースに入らなくなったから特注で茶筒をベースにしたケースを作ったなんてこともあったようなのですが、そういった事情でもない限りは普通のケースが付属するようです。

メガネクロスはありません。私の場合は購入店舗さんがお店のクロスを付けてくれましたが、正直もうメガネを買いすぎてクロスも飽和状態なのであってもなくても同じなんですがね。部屋のそこいらにメガネ拭きが散らばっています。

使用感

オーダーしてから手元に届いたのが2月20日頃でした。この10日ほどの間、お出かけはもちろんながら家にいる時ですら掛けっぱなしというほど気に入っています。自宅用にと買ったメガネすら使わずにRaptor続きなもんですから他のメガネちゃんたちが嫉妬するほどにお気に入りになってしまいました。

メガネなんて基本的にフィッティングさえちゃんとすればどれを買おうが同じなんですけど、まあちょっとだけ気になった点があったので使用感のレビューも書きます。大した話ではありません。

やっぱり重い

初めに手に持った時からわかるのですが、見た目通り割とずっしりときます。恐らくチタンではないであろうメタルフレームで、なおかつ全体的にデカいため重量感のある仕上がりです。計ってみたところレンズを含めた総重量は25.4gでした。わたしの手持ちが軒並み10g台後半ということを考えればやっぱり重めという感じでしょうかね。

正直なことを言いますと、単に重いってだけじゃなくて全体的なバランスが悪いのでずり落ちやすいということが難点かと思います。まあここに関してはちゃんとしたフィッティングをしてもらえたら解決する話なので大して問題ではないのですが、やはりフロントがデカいだけあって掛けていても前面がやたらと重いなという印象が強いです。

案外見られない

これは別にRaptorに限った話ではないのですが、普通の人って他人のメガネを気にすることなんてまずないんですよね。わたしみたいにメガネ好きなんかだと街ゆく人々の掛けているメガネをチラッと見てはメガネ成分を補給させていただいているわけなんですが、それはメガネ好きだからであって一般人はそんなことしません。

要するにこれくらいぶっ飛んだメガネを掛けていようが別に目立ちはしないんです。Labyrinthのメガネは派手で似合いそうにないけど掛けてみれば案外イケるモデルが多いという話をしましたがまさにその通り、平然としてればまあ普通にイケるんですよ。満員電車で向かい合わせになったりしたらどうなるかは分かりませんが、街を歩いている程度じゃ注目されたりなんて絶対ないです。

何が言いたいかって、みんなも変態メガネ掛けようねってことです。

終わり


相変わらず変なメガネにばかり惹かれてしまうのは性分なのでしょう。特に外へ出かけるともなればなおさら変なモノで着飾って(?)いきたいと思ってしまうのは多分わたし自身が変な人だからなんでしょう。

変な人上等。変なメガネと黒赤が好きな変な人ぬめあをこれからもよろしくお願いします。

またお会いしましょう。

1 comments:

haleighlapenta said...

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