メガネのお手入れに関するコラム、第2弾はメガネクロス(メガネ拭き)についてです。メガネの汚れを取るものといえば何かと聞かれると、恐らく9割以上の方がメガネクロスと答えるかと思います。ただそれは半分正解ですが半分は間違いです。
何が半分かと言いますと、メガネを本当に綺麗に保ちたければ洗剤を用いて水洗いすることがメガネにとってベストだからなんです。水洗いであればクロスでは拭き取りきれない鼻パッド裏まで綺麗さっぱりお掃除できますので非常におすすめです。そのことについてはこちらの記事にてメガネ用洗剤を紹介していますのでご覧ください。メガネクロスは出先など水洗いができないときの代替手段として使用する程度にとどめるようにしてください。
メガネのお手入れはあくまで水洗いをメインにしてあげて欲しいということを念頭に置いて、メガネクロスのお話にまいりましょう。メガネクロスと言いますとメガネを買った時にケースと一緒についてくるあの布のことですね。こいつを使えばレンズについた指紋なんかが綺麗に拭き取れるわけです。
しかしまあこのメガネクロスの汚いことよ。みなさんちゃんとメガネクロスを洗濯していますか?大抵の方はNOと答えるのではないでしょうか。滅多に洗わないという方もいれば、購入してから洗ったことなんて一度もないなんて方もいらっしゃることでしょう。
そんなんじゃだめです!だって考えてもみてください。雑巾で床を磨いたらそのあと雑巾を水で洗いますよね?食後のテーブルを拭いた布巾、すぐに洗いますよね?なんでかってそんなの誰でもわかると思います。洗わないと拭き取った汚れがそのままになるからに決まってますよね。使った後に洗わないと次回使うときに汚い布で拭くことになるので不衛生きわまりないです。
これはメガネクロスにも全く同じことが言えます。雑巾や布巾ほどではないにしても、メガネを拭くことによって皮脂や汚れといったものがクロスの表面に付着します。それをそのままにして拭く、洗濯せずにまた拭く…と続けていくとクロスは汚れていく一方です。そんな状態でメガネを拭いていては汚れを塗り伸ばしていくことになりかねませんし、クロスに付いているゴミが押し付けられることによってレンズに傷がついてしまうこともあります。
これではまるでヤスリがけをしているうようなものですので、本人はレンズを綺麗にしようと必死かもしれませんが実際のところは表面をジャリジャリと削り続けることになってしまいます。落っことしたりどこかでこすったりした記憶がないのにレンズに細かな傷が付いてしまっているという場合は汚いクロスを使い続けてきたからかもしれません。こまめにクロスを洗濯することを心掛けるようにしましょう。
とはいってもクロスの裏表全体が1日やそこらで汚くなるなんてことはまずありえませんので、さすがに毎日洗濯しろとまでは言いません。具体的な目安としましては、拭いた時に少しでも拭き取り漏れがあったら洗うという感じでいいかと思います。たとえ付属品のクロスであろうとも綺麗な状態であればひと拭きで新品同様にレンズがピカピカになるものですので、拭き取りのキレが悪かったり汚れが塗り広げられているような感覚があれば即洗濯というくらいがちょうどいいでしょう。
もちろん毎日洗濯して清潔に保つに越したことはありませんので、ハンカチを洗濯する感覚でクロスも洗うのが理想です。なんならこれを機会に数枚買い増ししてしまいましょう。かわいらしい柄の入ったものでも数百円程度で売られていたり、8枚セットで600円だったりと意外とリーズナブルです。複数持ってさえいれば洗濯している間にもう一方を使えますし、自宅用と外出用を使い分けることもできます。
またクロスはメガネだけでなくスマホやPC、腕時計なんかもささっと綺麗にできちゃいます。家のあちこちに置いておけば思い立った時に使えるので複数持っていて困ることはないかと思います。
またクロスはメガネだけでなくスマホやPC、腕時計なんかもささっと綺麗にできちゃいます。家のあちこちに置いておけば思い立った時に使えるので複数持っていて困ることはないかと思います。
次回は私が普段から愛用しているメガネクロスの紹介です。最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。
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